『ウォール街』
監督 :オリバー・ストーン
出演 :マイケル・ダグラス、チャーリー・シーン、ダリル・ハンナ 他
公開 :1987年
上映時間:128分
受賞 :第60回アカデミー賞 主演男優賞、第45回ゴールデングローブ賞 最優秀主演男優賞 他
映画のあらすじ・テーマ解説
若手証券マンのバド・フォックスはウォール街のカリスマ的な投資家ゴードン・ゲッコーに憧れ、違法なインサイダー取引に手を染めてしまう。ゲッコーは「Greed is good(貪欲は善)」という信念を掲げ金銭的成功を最優先とする非情なビジネス手法を展開する。一方、バドは次第に彼の道徳的な堕落に気づき自身の信念と倫理を問い直すようになるのだった。

資本主義の冷酷な現実と金銭に支配される人間の弱さを強調していく映画。ゲッコーの「Greed is good」という言葉は1980年代の企業文化を象徴するフレーズとして広く知られており、彼のキャラクターは利益追求のためには手段を選ばない冷酷な投資家の典型的姿として描写される。しかし、物語の進行とともにバドが自分の倫理を取り戻す過程が描かれ、富と道徳のバランスが問い直される。成功の代償と人間の欲望の深淵を鋭く描いた作品。
『ウォール街』に興味を持った方へおすすめ映画5選
1.『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)
2008年のリーマンショック前夜、金融崩壊を予見したトレーダーたちの物語。資本主義の裏側とリスクを取ることの意味を描き『ウォール街』同様、金融業界の複雑な現実を鋭く浮き彫りにしている。
2.『アメリカン・サイコ』(2000)
1980年代のウォール街を舞台に富と権力に取り憑かれた主人公の心理崩壊を描くスリラー。『ウォール街』の「Greed is good」思想が生んだ狂気を極限まで突き詰めた作品。
3.『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)
金融詐欺師ジョーダン・ベルフォートの実話に基づく映画。華やかな生活とそれが引き起こす破滅を描き、欲望の果てを鋭く問う内容が『ウォール街』と共通する。
4.『インサイダー』(1999)
タバコ産業の内幕を暴露する者とそれを報じるメディアの戦いを描く。真実を追い求める姿勢や倫理的葛藤が『ウォール街』でのバドの葛藤と重なる。
5.『ソーシャル・ネットワーク』(2010)
Facebookの創設を巡る裏側を描く。成功を追求するあまり友情を犠牲にする主人公の姿がバド・フォックスのように成功と道徳の間で揺れるキャラクターを連想させる。
感想・評価
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価格:1320円 |



