『キング・オブ・コメディ』
監督 :マーティン・スコセッシ
出演 :ロバート・デ・ニーロ、ジェリー・ルイス 他
公開 :1983年
上映時間:109分
受賞 :第36回 カンヌ国際映画祭 コンペティション部門出品 他
映画のあらすじ・テーマ解説
ロバート・デ・ニーロ演じるルパート・パプキンが主人公、彼は売れないコメディアンでありテレビ司会者ジェリー・ラングフォード(ジェリー・ルイス)に固執し自らの夢であるテレビ出演を叶えるために過激な手段に出る。異常な執念が現実と妄想の境界を曖昧にしながら、最終的に犯罪へとエスカレートする過程が描かれる。

名声や成功に取り憑かれた人々の心理を描いたサイコドラマであり、社会の名声に対する執着や現代メディア文化の危険性を鋭く批判した映画。
ルパートがコメディアンとしての才能があるかどうかよりも単に名声を得ることが目的である点が、皮肉を込めて表現されている。彼の必死な行動と現実逃避は、現代社会における「成功」や「注目」への強迫観念の反映とも言える。
『キング・オブ・コメディ』に興味を持った方へおすすめ映画5選
1.『タクシードライバー』
孤独な男が犯罪に身を投じる姿を描いたロバート・デ・ニーロ主演のサスペンス。主人公の自己破壊的な行動や内面の狂気が、『キング・オブ・コメディ』と共通するテーマとして描かれている。
2.『ナイトクローラー』
ジェイク・ジレンホール演じる主人公が、事件現場の映像を売ることで名声を得ようとするサスペンス映画。メディアに取り憑かれた男の物語で、『キング・オブ・コメディ』の名声を追求する執念に通じるものがある。
3.『ブラック・スワン』
ナタリー・ポートマン演じるバレリーナが完璧を求めて精神的に崩壊していく物語。芸術や成功への追求が個人を破壊するテーマが共通し、心理的な不安定さが緊張感をもたらす。
4.『ジョーカー』
アーサー・フレックが名声と社会からの承認を求めて暴走する物語。『キング・オブ・コメディ』と強くリンクする部分があり、社会から孤立した人物が犯罪へと堕ちていく姿が感動的かつ悲劇的に描かれている。
5.『バードマン』
かつてスーパーヒーローを演じた俳優が、演劇で名声を取り戻そうとするコメディドラマ。名声と承認欲求に取り憑かれた男が現実と幻想の狭間で苦悩する姿が『キング・オブ・コメディ』と共鳴する。
感想・評価
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