『ノーカントリー』
監督 :ジョエル&イーサン・コーエン兄弟
出演 :トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン 他
公開 :2007年
上映時間:122分
受賞 :第80回アカデミー賞 作品賞含む4賞受賞、第65回ゴールデングローブ賞 最優秀助演男優賞、最優秀脚本賞 他
映画のあらすじ・テーマ解説
テキサスの荒野で狩猟中に大金を発見した男ルウェリン・モス(ジョシュ・ブローリン)が、冷酷無比な殺し屋アントン・シガー(ハビエル・バルデム)に追われる逃走劇を描く。保安官エド・トム・ベル(トミー・リー・ジョーンズ)はモスを守ろうとしながらも、次第に時代や暴力の恐怖に圧倒され無力感に苛まれる。

運命や道徳の相対性、無意味な暴力の現代社会における影響をテーマとする。シガーの無慈悲な行動やコイントスに運命を託す姿勢は、人間の選択の無力さを象徴し冷徹な現実を突きつける。エド・トム・ベルの視点を通して描かれる物語は、彼が現実に適応できない老人の無力さを強調し深い感慨を残す。結末の不確かさや説明を排した演出が多くの考察を促す映画。
『ノーカントリー』に興味を持った方へおすすめ映画5選
1.『ファーゴ』(1996年)
コーエン兄弟監督の犯罪ドラマ。日常的な世界に突如訪れる暴力を描き、その無秩序と偶然性がテーマ。『ノーカントリー』と同様に運命の不確かさや人間の無力さが浮き彫りにされる。
2.『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007年)
ダニエル・デイ=ルイス主演。資本主義と人間の欲望が交差する中で展開される強烈な人間ドラマ。暴力と運命というテーマが『ノーカントリー』と共通している。
3.『プラトーン』(1986年)
オリバー・ストーン監督の戦争映画。戦争を通じて人間の本質に迫り、無意味な暴力と道徳の葛藤を描く。『ノーカントリー』の暴力描写に共鳴する部分がある。
4.『セブン』(1995年)
デヴィッド・フィンチャー監督のサイコスリラー。連続殺人事件を追う中で人間の悪と正義を問う。無慈悲な現実に立ち向かう姿が『ノーカントリー』と共通する。
5.『逃亡者』(1993年)
ハリソン・フォード主演のサスペンス映画。無実を証明するために逃げる男と、彼を追う法執行者の緊迫感あふれる追跡劇。逃亡劇と無慈悲な運命が共通するポイント。
感想・評価
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